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自分の職場には、自分専用の駐車スペースがあります。
しかし、無料でお借りしている事もあり非常に狭く、車を停めるのにはいつも苦労させられています。
今朝、会心の出来で、ピタッと 止めたところ それを見ていた若い看護婦さんに、
「先生は本当に運転が上手いですね」 と褒められたので
「上手いのは運転だけじゃないですよー」 (もちろんニヤニヤして)
と言ったところ、凄い勢いで ドン引きされた、
はい。 上板橋の山下です。
もちろん、何が上手いって「上段回し蹴り」の事なんですけどね。。。
(^O^)
さてさて、いつもの「上段談義」始めます。
前回は「質」に関して、「早く蹴る」をテーマにお話しましたが
今日は「フォーム」についてお話します。
上段を当てるには、相手に「上段」と 悟られない事が大切なのは言うまでもありません。
その為には「上体を倒さない事」が最も大切です。
上体を傾けず、なるべく膝を高く抱え上げ、目標に向かい、最短距離で蹴る事により
相手に悟られる確立を低くする事ができます。
理想先生の蹴りの凄い理由の一つとして、
「下段回し蹴りも上段回し蹴りも 上半身の体勢が変わらない」
という点が挙げられます。少年部の蹴りも同様です。
何度も 鏡を見ながら いかに 上半身を倒さないように蹴るか、を練習してみて下さい。
しかし「体が固い方」は どうしたらよいのでしょうか。
そういった方は、上体を倒さないと足が上がらないはずです。
しかし逆に言うと、
側転をすれば どんなに体が固い方でも足は、相手の頭の高さまで上がります。
つまり、そんな方でも、上体を傾けさえすれば上段を出すことは、可能な訳です。
ちなみに自分も「そんな方」の一人です。 (^O^)
そんな方はあえて逆に思い切って上体を傾けて下さい。
そして 「素早く体を傾ける練習」をたくさんして下さい。
そもそも、上体を傾けてはいけない理由として 「上段」と相手に悟られてしまうのが問題であった訳ですから
それを逆手にとって下さい。
具体例を挙げると、「下段も中段も体を倒して蹴る」、 「下突きも、上体を倒して突く」、などです。
自分は色帯時代、この事に気がつき、
試合開始の「始め」の合図と共に 体を左に傾けながら 相手に寄って行きました。
名づけて、 「オレはもともと 上体、左にちょっと傾いてるんだぜー」 作戦です。
どうなったかと言うと、
いきなり 相手に右の上段を出され、見事にヒット。。。。。
危うく KO されかけました。 m(__)m
まっ、その辺は臨機応変に お願いします。
ちなみにあの ミルコ・クロコップ も かなり上体を倒して蹴っています。
しかし彼の蹴りは、「スピード」が桁違いに速いので 相手に当たるわけです。
(もちろん、まだ他にも理由はいくつか有るのですが。。)
また 書きます。