「城北ブログ」

3回投稿して ご無沙汰していた、、、、、







3日坊主の山下です。 

最近、髪型は「坊主」ではありませんが。。 (>_<)


いやー、先日の雄三先生の試合、凄かったですよ。特に決勝戦はほぼ一方的!

対戦相手は

「雄三にはもう勝てる気がしない」

と感じたのではないでしょうか。



さてさて 上段回し蹴り講座です。 (^O^)


今日は「上段に繋がる技の条件」についてです。

「上段の前にどういった技を出すと良いのか」、皆さんはどの程度考えていますか。

相手を効かせれば、当然 上段は入ります。しかし、効かせられないから苦労している、というのは以前
お話した通りですよね。

「上段に繋ぐ技」を考える為には、
先生から「上段を貰わないように注意される内容」を思い返す必要があります。

・目線を上げろ

・ガードを上げろ

この二つ、皆さん全員が一度は言われたことがあるのではないでしょうか。

つまり、上段の前には

・目線を下げさせる技

・ガードを下げさせる技

を出せば良い事に気がつきます。


・目線を下げさせる技

もちろんこれは下段への攻撃です。
思わず相手が下を見てしまう為には技の「スピード」「威力」が関係します。
外側への下段ですと、技のモーションが大きく、相手が下を向く可能性が下がります。
足の外側ではなく、内側(前内、奥内)へ速く、強く出すのが有効です。
回すのではなく、スナップを効かせ、一直線に蹴りこみます。
「思わず下を向かせる」がテーマです。
同じ理屈で考えると、思いきり相手の足を踏むのも有効かもしれません。
そして「下段→上段」の繋ぎを素早くです。

皆さん、試してみたくなってきましたか?

しかしこのコンビネーション、問題が一つだけ有ります。それは

「下段(内股への)の間合いで上段が出す為には相当な柔軟性が必要」という事です。

内股への下段の間合い、これはかなり近いです。

ちなみに




















自分は「これ」できません。  (笑)

おまえの「上段回し蹴り講座」、冗談じゃねぞ、という突っ込みが聞こえてきそうです。。。


(-_-)zzz





しかしここで思考を止めてしまうのではなく、ここから可能性を探って頂きたいです。

例えば オーソドックスの構え同士では

・右足で相手の右奥内股へローキック→目線が下がったところで、右内回し蹴り!

これならだれでも練習すればできますよね。自分もよくやります。

・サウスポー構えになって、右足で相手の左足を強く踏み→目線が下がったら右内回し蹴り!

・右ストレートで相手の左腰骨を強く叩き(これ、全日本選手でも嫌がります)→目線を下げさせて右内回し蹴り!

・上段の間合いで、わざと大きく、素早く右下段を空振りし、→目線が下がったところで左上段回し蹴り!

などなど 

とにかく「目線を下げさせる工夫」、そして「その間合いで出せる上段への攻撃可能な技」をたくさん研究して下さい。

・自分自身の目線を下げ、「下段を蹴るぞ」という空気を出す→相手も下段を受けようと思わず目線が下がったところを 右上段回し蹴り!

というのも立派な、相手の目線を下げさせるテクニックですよね。



次回はガードを下げさせる技 をお話していきます。