忘れ物♪
はい!こんにちはっ!
「フランダースの犬」と「みなしごハッチ」のエンディングを見たら泣いてしまう金曜日担当の………涙腺ゆるゆるの河元です!!
写真は去年の国際大会の時のモノです。
その時の僕の結果は準優勝でした。
そして写真向かって左から2番目がマイク・クレイプシオ選手(ポーランド)です。
マイク選手はこの時は初戦から一本勝ちをおさめて行きすごく強い選手でした。
そして準決勝で彼と対戦しましたが攻撃力もテクニックもスピードもあり、やはり強かったです。
結果は再延長までもつれ、かろうじて僕が勝ちましたが決勝戦に影響が出るほど強かったです。
でも試合中にお互いに笑顔が出るほど充実した試合でした。
閉会式後に彼は「センセイ(彼は僕の事をそう呼びます)レセプションには出ないのかい。じゃあ一緒に写真を撮ってくれよ。(たぶんそう言ってる)」と撮った写真です。
それから約半年後の今年の4月24日の国際大会初日に再開しました。
一度はすれ違い、お互い振り向き「おー♪」と挨拶を交わしました。(お互い言葉は通じないけど…)
その時に彼は「オレ今年から40歳以上の軽量級なんだよね。オマエも頑張れヨ(たぶんそう言ってる)」と言ってたので再戦もしたかった寂しさ半分ホッとしました。
翌日の試合ではマイク選手は決勝戦も開始早々に技ありを取るなど圧倒的な強さで優勝しました。
僕は1回戦、2回戦と調子はよかったのですがその後、持病が再発し一気に厳しい状態になりましたが、決勝戦前にマイク選手が来て「オレは先に優勝したからオマエも頑張れヨ(たぶんそう言ってる)」と言われて負けてられないと決勝戦に挑みました。
決勝戦、もちろん対戦相手は強く、僕の動きの対策をしっかりと実行してる動きで大変厳しい試合でした。
でも試合中に異常な程に大きな声で僕に声援が送られていることに気付きました。
光が丘の生徒の皆さんや保護者の皆さん……でもその中で「シロ!シロ!」「センセイ!センセイ!」と言う声が…
そうです。マイク選手が中心になりポーランドの皆さんが僕に声援を送ってくれたんです。
それにつられて他の国の方も。
本戦、延長と相手に旗があがりましたが後押しされ再延長も打ち合いました。
結果は敗戦と腑甲斐ない結果でしたが試合後に引き上げる僕にみんな拍手をくれました。
そして閉会式の時にマイク選手は「ジャッジがおかしいゼ。オレはオマエが勝ったと思ってるゼ(たぶんそう言ってる)」と慰めてくれました。
一般上級の大会の出場を経験した僕はこの大会を軽視した部分が少しありましたが全日本大会や世界大会出場経験者も出場しているこの大会、僕の考えは浅はかでした。レベルにもそして何より「国際親善」という言葉にも……
今年は「優勝」という忘れ物と取りに幕張に行きました
来年も忘れ物を取りに幕張へ行きたいと思います。