海の生物化した友達

こんにちは、渡辺です。
高校時代のある昼休み、僕は体育館で遊んでめっちゃ喉が渇いていました。
友達の机に置いてある飲みかけの缶のポカリスエットをちょっとだけ飲もうして、全部飲みました。
さすがにヤバいと思ったので、缶に重みをもたせようと思い、後ろにあった墨汁を缶に注入することにしました。
一滴もこぼさないように丁寧に注入し、ふちもキレイに拭き取りました。
すると缶の持ち主が自分でネタフリをするかのように、大きな声で「あ〜っ 喉渇いたぁ〜」っと言いながら直線的に缶に向かってきました(もちろん持ち主は墨汁が入ってることを知りません)
その時点で僕の行動を一部始終見ていた人達は笑いをこらえるのに必死でした。
そして、そいつは迷わず缶の中身を口に含んだ瞬間・・・ ピューっと芸術的に墨を吹き出しました。
それを見て、ウソみたいですがほんとに3人くらい同時に「タコかよ!」っとつっこみました。
ほんと人生ベスト5に入るほどウケました。
ほとんどの人は爆笑していましたが、良心的な人々は僕が転げ回って笑ってるのを見てひいていました(笑)。
そのあと口から墨をダラダラ垂らしながらながらうがいをしに行っていました。
彼が通った跡には墨がタレていて、海から上がってきた新種の妖怪のようでした。