ハイキック 2

こんばんは。山下です。 


前回の続きを書きます。 

前回では 「とにかく上段を出しましょう」 をテーマにお伝えしましたが、今日は


「何故、皆、上段を蹴らなくなってしまったのか」


を視点に掘り下げたいと思います。


誰でも上段を覚えたての時点では出していたはずです。

何かのきっかけで出さなくなった。

その何かとは何なのか?  この解決策が分かれば、皆さんも、再び上段を出せるはずです。



 ガードされる

 さばかれる

 軸足を刈られる

 疲れる・・・

 凄い勢いで、反撃される・・・・・・・


いかがでしょうか。


1について。ガードされる

確かにガードされ続ければ、出す気力も落ちてきます。 しかし、


「相手の腕を蹴った!!」

と考えてみてはいかがでしょうか。 んーーー。これぞまさにパラダイムシフト(発想の転換

「ローは足を蹴る」  「ハイは腕を蹴る」


蹴り終わった後には 「ウィーー」とか、「シャーー」とか 言えば さらに盛り上がるはずです。



2について。さばかれる

遠くの間合いからの蹴りは捌かれやすいです。(相手が反応し易い事も含め)

また、背足より、足首、脛などで蹴ると個人的には捌かれにくいと思います。


そして、あまりにも「捌き」を多様する相手には、

ミドルとハイの中間の高さを蹴ってみて下さい。


この中途半端な高さの蹴りに反応するのは実は結構難しいです。

蹴られ慣れてない為、出された相手はたいてい、後ろに飛ばされます。




もちろん、

「でもこれって、ハイキックじゃないよね」

という突っ込みは無しの方向で (>_<)




3について。軸足を刈られる

右ハイは、モーションが大きいと相手の左ローで合わせられやすいです。これは


自分の後ろ足から相手の頭までの距離と、

相手の左足と自分の左内股までの距離

があまりにも違うからです。対策としては、



・・・・・・





あまりにお伝えしたい事が多すぎて、文章では書ききれません。  (-_-;)


興味ある方は道場でお尋ね下さい。ただ、右ハイが合わせられ易い理由は理解して下さい。

もちろん、「前足で蹴る左ハイキック」であれば 合わされにくいです。



4について。疲れる・・・


これは簡単です。


「どうすればハイキックを出しても疲れなくなりますか?」


と、雄三先生に質問するとすぐに解決します。






一緒に階段ダッシュやら、サーキットやら、混ぜてくれるはずです。

(^O^)



5について。凄い勢いで、反撃される・・・・・・・


確かに、ハイキックをガードされ、体勢が崩れた所を反撃されるのって怖いですよね。

自分もよくされました。しかしある時、確実にされにくくはなりました。

それは、「攻撃の最後をハイキックにしない事」です。 

技の組み合わせの最後にハイキック出すとどうしても体勢がくずれ、反撃されやすいです。

ハイキックを出した後にも、左の下突きや、右ロー などを出す意識をもっていると、ガードされたとしても

反撃は確実に貰いにくいです。



ただ、ハイキックをクリーンヒットさせた後に、

帯上の先輩に反撃される場合はまた別の話だと思います。


その場合は、

胴着を直したり、帯を結び直す などで時間を稼いで下さい。

あまりにもヤバイと思ったら、


「オス!!  時間です」


と叫ぶのもありです。






そして最後に、前回も言いましたが、


決して自分には・・・・・・・・







宜しくお願いします。 では   


(^_^)